下水道管渠清掃

目的

下水管内に堆積した土砂、油脂、汚物等を洗浄車の水圧により除去し流下能力を回復するために行われます。

対象となる下水道管の下流側マンホールに洗浄車、吸引車を設置し洗浄車のメインホース先端ノズルをインバ-ト内で上流方向に向け、ジェット噴射により管内に進め上流人孔に送り込みます。ジェット噴射を維持したままホ-スを引戻し、管渠内の堆積物を下流人孔に流下させ吸引車のホースにより吸引します。

下水道管渠内調査

目的

下水道管渠内の劣化、老朽化、様々な要因で生じる破損の状況を目視またはTVカメラによって調査し、撮影した動画または静止画をもとに下水道の維持管理計画につなげる業務です。

カメラ調査

下水道管渠内に自走式TVカメラを挿入し、カメラを前進させ映像を見ながら破損、クラック、腐食、ズレ、侵入水、閉塞等の異常を動画または静止画にて撮影します。カメラヘッド部分は360度回転しズームアップ機能により詳細な調査が可能です。

下水道管渠内のカメラ調査

潜行目視調査

φ800㎜以上の下水管で調査員が直接管内に入って異常箇所の調査を行います。

車道清掃

目的車道清掃は、道路に溜まった土砂やゴミなどによるスリップ事故など、路面の異常・障害に起因する事故を防止するとともに、走行の快適性や沿道環境を向上するために行われます。

散水車、路面清掃車、塵芥運搬車の3台で行います。
散水車は、先行して清掃時の埃を抑え落ち葉等が風圧によって飛散しないよう路肩部に適度に散水を行いながら走行します。
清掃車は、フロントブラシで路肩の塵芥を掃出しさらにメインブラシ、ベルトコンベア、真空圧によりホッパーに塵芥を回収しながら走行します。
塵芥運搬車は清掃車のホッパーが満杯になった場合の積み替えに使用します。

管渠更生工事(下水道管路更生)

従来、老朽化した下水道管の改築、修繕工事は開削工法により行われておりました。ですが、下水道を止めたり、工事規模が大きく費用が膨らむデメリットがありました。

そこで生まれたのが管路更生です。この工法では、道路幅が狭い、交通量が多い、埋設物が輻輳、コストの増大、など開削工法では困難な施工条件で短期間、低コストで行なうことができます。